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てぃーだブログ › あきらめないで › 治療について › ステロイドが難しいわけ

ステロイドが難しいわけ

2010年10月11日

ステロイド剤を使うと

免疫細胞の働きが抑えられてしまいます。

このメカニズムで

アトピー性皮膚炎の炎症や痒みを軽減させ

喘息の発作を抑えます。


円形脱毛症も同じ自己免疫疾患ですから

原因は免疫細胞の暴走・・・という訳で

免疫細胞を押さえ込むステロイド剤が処方されるのです。




ステロイド剤で免疫細胞を抑制している間は

症状は軽減しますが、

ステロイド剤を止めると

また免疫細胞が暴走してしまいます。



だからと言って

長期にステロイド剤を使ってしまうと

本来の免疫機能が働かなくなり

外敵(細菌とかウィルスとか)に対して無防備になってしまいます。


アトピーや喘息を治療するはずが

自己免疫低下から今度は他の疾患に罹患してしまいます。



先にステロイドで免疫力を低下させてしまっているので

別の感染症の治療はさらに難しくなります。



だから、アトピー性皮膚炎や喘息の治療は難しく長期化するのです。



いかに症状を起こさないようにするか

起こしたとしても重篤にならないようにするかは、

自分の本来の免疫を修正し、さらに免疫機能を高めていくことがポイントです。


これが根本治療に繋がります。




円形脱毛症も同じです。

最初にステロイド剤を選択しない理由です。



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Posted by ヘアクリニック新垣 at 08:00│Comments(1)治療について
 
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