あきらめないで

ステロイドパルス療法より安全で

かつ治癒率も高い治療に

「免疫刺激療法」があります。



毛根を攻撃している

免疫細胞を

本来の正常な働きに修正して

攻撃を止めさせる治療です。



無理矢理、免疫力を低下させて

攻撃を緩めさせる

ステロイド方法とは

根本的に異なります。



どのような治療かと言いますと

脱毛している皮膚に

わざとアレルギー性の炎症を起こします。


異物によって炎症が起きると

免疫細胞は

別の敵を認識して

攻撃目標を毛根からその異物へ変更します。



新たな敵を排除することで

本来の免疫力を取り戻させようという治療です。



この「免疫刺激療法」の治癒率は

70～80％と高く、

急性びまん性で脱毛して６カ月経過していても

脱毛症が長期に及ぶ場合でも

なかなか発毛しない難治性の場合にも

行える治療法です。



ガイドラインでも

非常に有効な治療としてＢランク（Ａランクは１つもありません）が

ついていますが、

残念ながら保険適応ではありません。